大学の軽音サークルからギターを始める人に伝えたいこと。自分が知っておきたかった色々。

大学生活

大学からギターを始める人へ

自分は今年度で大学3回生になり、軽音サークルの副部長として活動しています。

そんな中で「ギターを始めたばかりの頃にこれを知っていたら…!」と思うことがいくつもあります。

これからギターを始める人が、少しでもスムーズに楽しさを感じられるように、経験をもとに「知っておきたかったこと」をまとめました。

ギター選びから練習のコツ、サークル内での立ち回り方まで、サークルの先輩の一人として参考にしていただければ幸いです。

ギターや製品選び

あくまで大学のゆるい軽音活動を想定したおすすめをしていきます。

ギターはデザインで選ぶ

ギターの音は9割アンプで決まります。どんなに良いギターでもへっぽこアンプに繋いだら、へっぽこな音が出ます。

なので、ギターはデザインで選びましょう。

お気に入りのデザインじゃないと練習のモチベも出ないのでこれが結論です。

悩む場合は、YAMAHA、PACIFICA、Squier、Ibanezなどの色んなブランドが、エントリーモデル(安くセットで販売してるもの)を出してるので絞りやすいかもしれません。

自分は島村楽器が出しているエントリーモデルのCoolZシリーズ(現在廃盤)をデザインが好みだったので選びました。

弦は格安200円で

ギター弦はすぐ錆びるのに1000円くらいするものが多いので大学生にとっては地味に負担がデカいです。

なので、練習する際は格安の弦でもいいのかなと思います。

格安の弦のおすすめは、サウンドハウスのオリジナルブランド「PLAYTECH」の弦です。

1セット200円という破格。

弦交換の抵抗を減らすという意味でもこの価格は心強いです。

自分も練習やちょっとしたライブはこの弦を使ってます。

あと、余談ですが、Amazonや楽天・サウンドハウスなどのサイトで商品を購入する機会があれば、ポイントサイトを経由するとお得です。経由することでポイント還元が常に1%以上付きます。

ハピタスであれば、初回の新規購入で500ポイントもらえるキャンペーンがあります。(2025/3/15)

サウンドハウスで200円の弦を買って、500円もらえるのでこの機会にはじめてみてはいかがでしょうか。

マルチエフェクターの存在

ギタリストのほとんどの人は知ってると思いますが、ギターの音色を変えるためにエフェクターというものがあります。

自分はアコギからギターを始めたので、エレキを始めたときは全く意識せずにアン直で演奏していました。

エフェクターには「コンパクトエフェクター」と「マルチエフェクター」の2種類があります。

コンパクトエフェクターは、一つの音色や効果に特化した小さな機材です。例えば、歪み系(オーバードライブ、ディストーション)や空間系(リバーブ、ディレイ)などがあります。音作りの自由度が高く、好きなエフェクターを組み合わせることで、自分ならではの音を作りやすいのが特徴です。

一方、マルチエフェクターは、一台でさまざまなエフェクトが使える便利な機材です。音色のバリエーションが豊富で、初心者でも直感的に操作できるものが多いのが魅力です。ライブや練習で「これ1台あればOK!」という安心感もあります。

僕は最初にエフェクターの存在を知らず、「なんか音が物足りないな…」と感じつつ、その原因がわからず苦労しました。特に軽音サークルでは、エフェクターを使った音作りが重要になる場面が多いので、早めに知っておくと良いと思います。

最初はマルチエフェクターで基本の音作りに慣れ、その後にコンパクトエフェクターでこだわりの音を追求する、という流れが個人的にはおすすめです。

自分は、ZOOM ( ズーム ) / G1X FOURを最初使っていて、BOSS ( ボス ) / ME-90に乗り換えました。

ギター練習

ギターの練習方法というより先に、ギターを弾かないとヤバい!という状況に自分を追い込むことが大事な気がしています。なので、とりあえずバンド組むがおすすめです。

とりあえずバンドを組む

サークルであれば、なにかしらバンドを組める機会があると思うので、下手でもとりあえず組むことが大事です。

というより、そもそも大学のサークルは基本そういう場所です。

「バンドメンバーに迷惑かも」などと考えていたら一生ギターを弾かなくなります。

可能であれば、まず1つバンドを組んでください。

自分は「もう少し上手くなったら組もう」を繰り返して繰り返して、ギターを弾いてない期間が多々ありました。

ギタースタンドは絶対買う

アフィリエイトではないです。

ギタースタンドがないとギターを弾かなくなるのはガチです。

もはやギターより大事と言っても過言。

ツールを知る

練習はYouTubeとユーフレットです。

ユーフレットというサイトをまず知っておくべきです。
ほとんどのコード譜が無料で閲覧できます。

弾けない部分を誤魔化すことや、より正確にコピーするための参考になります。

サークル内

音楽する人はやっぱり個性的な人が多いのでおもろいです。

しかし、活動を心地よく続ける上で注意は多少あります。

リハ中は必要以上に音出さない

ライブ前のリハーサルは練習する時間ではなく、PAさんとバンドが音の返しの相談をする時間です。

音の返しとは、観客に聞こえる「外音」とは別の演奏者がモニターから聞く「内音」のことです。

ボーカルが聞こえなかったり、ベースやドラムのキックがデカすぎたりすると本番の演奏に支障をきたす可能性があるので調整をします。

リハ中にずっと音を出しているとウザイので必要以上に音を出さないようにしましょう。

カップルバンド

カップルを有するバンドは別れがちなので注意して組んだほうがいいです。

冗談ではなく思ってる以上に。スタジオの空気が地獄だったという話をよく聞きます。

イベントには顔を出す

とりあえず顔を覚えてもらうというのがサークル活動で大事なことだと思います。

先輩的にもイベントであれば「この前のライブで○○弾いてたよな?」と話しかけやすいです。

途中で帰るのも全然OK。
雰囲気に慣れるキッカケにもなります。

まとめ

「とりあえず続けてみる」ことが何より大切だと感じています。

自分自身、サークルの最初のライブを見返すと下手すぎて死にたくなりますが、それでも、ぼちぼちイベントに参加したり、バンドに誘われたらとりあえずやってみたりと、地道に続けていくうちに、気づけば副部長としてサークル活動を楽しめるようになっていました。

無理せず「とりあえず続けてみる」だけで意外と何とかなるものです。

これからギターを始める人が、少しでも気楽にサークルを楽しめるきっかけになれば嬉しいです!

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